少年は全裸で森の中を彷徨っていた。なぜこんな所を彷徨うのか少年にも訳は判らなかった。彷徨い歩くうち、1本の木が目にとまった。
その木は、途中で二股になっている。まるで女性の下半身が逆さになっているようだ。それはまさに女性の下半身と変わらなかった。そして、いつしか少女に変身したその木の根元に、少年は飲み込まれていった。
柔らかな狭いトンネルをトンネルの壁に押されるようにして奥へと進んでいった。やがてトンネルから押し出された少年は、そのトンネルを見て唖然とした。少年が今いるのは、巨大な少女の股の間。そして少年は、巨大な少女の体から押し出されたのだったのだから。
そして、少年は自分の世界に戻るため・・・