スペースエロベンチャー・カザマ

アストライバー3

シン・ツグル 作品

あらすじ

若い地球人を性奴隷にしようと企むヒース星人。その遠征は、軍司令官アイオス以外全員女性の軍隊だった。これに対抗する地球側は、アストライバーロボを使いアイオスの計略をことごとく打ち破った。

度重なる失敗とアストライバーロボのパイロットである玄次へのコンプレックスから、アイオスは玄次に対して復讐を望むようになる。そしてアイオスは、性転換光線銃によって玄次を女性にしてしまった。ところが女性になった玄次に一目ぼれしてしまったアイオス。戦闘状態の観覧する中、ビルの屋上で玄次とふたりっきりになるチャンスが訪れた。このすきに玄次をものにしようとするが、ちょうどその時、宇宙空間で敗退していたヒース星人らがワープでビルの屋上に集まってしまった。結局、地球人側もそこに勢ぞろい。混乱する中アイオスは逃げ出すために変身能力のあるノーマに巨大化を命じた。

巨大化したノーマは、アイオスを右手につかみ、左手でビルを破壊した。この衝撃で風間は、空中に投げ出されてしまったが、なにもつかむものが無いと思われた手につかんだものがあった。それは巨大化したノーマの・・・

解説

作者のシン・ツグル氏は、ペパーミントCOMICに読者投稿作品が掲載されていたことがある方です。ペパーミントCOMICは、美少女とメカがテーマの雑誌でしたが、読者投稿のシン・ツグル氏の作品にはメカ要素はありませんでした。一方、この作品は美少女とメカとエロとペパーミントの路線に沿っています。雑誌の編集者の影響か、雑誌への投稿を行ったことで作風が変化したのだろうと推測されます。ということで、この作品での目玉は巨大ロボットですので、巨大少女は色物要素になります。

巨大少女シーンは、成人指定おなじみの巨大化パターンです。肉体は巨大化できても服はそのままの大きさ。結局破れて全裸になってしまいます。ごもっとも、ごもっとも。じつに科学的?です。

風間の女性を選ばない好色な性格の表現として、巨大少女とのエッチを描いてあります。が、全裸サービスシーンとしての巨大少女は、どれほどの読者にウケるか疑問がありますので、多分に作者の趣味の反映として捉えることができそうです。

風間は一応主人公ですが、あまり登場しません。主人公でありながら唐突に登場して、決まってエッチなシーンになります。エッチなシーンのための男優の扱いの主人公。そう書くと風間の手にしたものが、何だったかは想像がつくと思います。で、今回のエッチのお相手は巨大ノーマということで、身長差がありすぎますので、普通のエッチにはなりません。最初リードしていたカザマも、すぐに一方的にノーマのおもちゃにされてしまいます。

記事公開日:2000.10.21
記事更新日:2018.07.31

アストライバー 第3巻 スペースエロベンチャー・カザマ

著者 シンツグル
発行 久保書店
初版 1994年12月25日
ISBNコード ISBN4-7659-0406-7
本体価格 971円
サイズ B6・平綴
備考 成年コミック
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