学校の教室で女の子が集まって怪談話をしていた。みんな聞きかじってきた話をしていたが、ふと気がつくと知らない子がまじっていた。実は彼女こそ・・・
女の子たちは驚き、皆、教室から逃げ出した。その教室の扉にはこんな張り紙が
「おばけに注意。このあたりに出ます。」
そして男の子がやってきて教室に入ろうと・・・
学校の教室で女の子が集まって怪談話をしていた。みんな聞きかじってきた話をしていたが、ふと気がつくと知らない子がまじっていた。実は彼女こそ・・・
女の子たちは驚き、皆、教室から逃げ出した。その教室の扉にはこんな張り紙が
「おばけに注意。このあたりに出ます。」
そして男の子がやってきて教室に入ろうと・・・
百物語というのをご存知でしょうか。百物語は肝試しの方法のひとつで、集まった人が一人一つづつ怪談を話していくのです。最後の話が終わったとき、何かが起きると言われています。
この話では、劇中劇のように怪談が次々と語られていきますが、高橋氏が百物語のあとにちょっとした洒落を挿入して、自分の作品に仕上げたのです。ところで、最後に登場する妖怪の名前をあなたはご存知ですか。もしご存知なら、作品に描かれていない話の続きを想像するのが楽しいことでしょう。きっとそれを作者も望んでいることでしょう。
記事公開日:2000.02.06
記事更新日:2004.09.17
発行 | 秋田書店 |
初版 | 平成9年1月5日初版 |
ISBNコード | ISBN4-253-05378-5 |
価格 | 定価400円(税込) |
サイズ | 一般コミック・平綴 |
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