魔道玉吉は高校生。幼い頃から不運に付きまとわれ、そのため生傷の絶えないだけの普通の高校生…のはずだった。しかしそんな普通(?)の生活は、魔界から来た少女カゴメによって否定されてしまった。
玉吉は魔神ベゼルビュートの魂を持っているという。そしてカゴメはそんな玉吉を生まれもってした不運から守るために魔界から来たという。しかしその真の正体は刺客。玉吉の命を奪うために来たのだった。しかし玉吉の命を奪うどころか、何にしてもひた向きな玉吉の性格に引かれてしまったカゴメ。結局カゴメは、本当に玉吉のボディガードをすることにしたのだった。
そんな二人の生活に魔界から次々とやってくるカゴメの知り合いたち。ブブもそんなカゴメのかわいい友達。まだ幼い子供のブブであったが、カゴメを嫁と決めて、魔界から追いかけてきたのだ。そんなブブは玉吉とことあるごとにライバル心を燃やし衝突するのだった。
ある日、いつもながら喧嘩したブブと玉吉。幼い子供とはいえ、魔神ベゼルビュートの甥っ子。玉吉は魔法をかけられ、人形のように小さくされてしまった。カゴメの力ではどうにもならないので、ブブの機嫌が直るまで待たなくては元に戻れそうも無い。困った玉吉だったが、人形のような玉吉をかわいいと思うカゴメだった。
結局、翌日、魔女のマユに学校で会った時に相談することにした二人。それまでは、このまま過ごすことになってしまった。
ところがひょんなことから、カゴメの妹ヘキサに便所で流されてしまう玉吉。下水道へと流された玉吉は、翌日相談するはずだったマユに助けを求めていったのだった・・・