ターザンの息子コーラックは、巨大なハゲタカに襲われ空高く連れ去られてしまった。どこまで飛んでいくのか想像もつかないコーラックの目にやがて大きな街並みが入ってきた。それはまさしく大きな街並みで、住むものは皆コーラックの10倍はありそうな巨人だった。そして巨人たちの見守る中、ハゲタカは巨人の王の手の上にコーラックを放したのだった。
王には美しい娘がいた。その娘の目の前にコーラックは立つと、娘に向かって話始めた。しかし娘はコーラックのことを人形としてしか考えておらず、かわいらしい人形を手に入れた喜びを王に話すだけだった。コーラックは逃げ出すことを決心した。
巨人の手を逃れるのは簡単だった。しかし本当の危険は、その先の巨大なジャングルにあった。コーラックは巨大なトカゲの舌に捕まり、その巨大な口に運ばれようとしていた。コーラックの強じんな筋力をもってしても、巨大トカゲから逃れることは出来なかった。

そのとき巨大な手が伸び、難なく巨大なトカゲを追い払った。その手はそのままコーラックの体を鷲掴みにし、コーラックはまたもそれを振りほどくことは出来なかった。その巨大な手はレイナの手だった。
レイナは再び小さな生きた人形をその手にし、そしてコーラックは自分の無力さを思い知らされたのだった・・・
(No.64 "The GIGANTICS"より)
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レイナは監視を倒してまで、コーラックを逃がすために努力した。レイナ自身がコーラックの入った篭を手にして、逃げ出したのだった。逃亡の夜が明け、レイナは水をたたえた谷で一休みすることに決めた。コーラックはレイナの手によって、巨人の国を脱することができたが、相変わらず篭の中に入れられたままだった。そしてコーラックは、レイナと自分を取り巻く殺気を感じていた。
コーラックは、篭から出たいと言ったその時、近隣の部族の戦士が、レイナとコーラックを取り囲むように現れた。慌てて篭に向かったレイナに、吹き矢が雨のように降り注いだ。

矢じりには眠り薬が塗られていた。その矢を大量に受け止めてしまったレイナの巨体は倒れ、そして深い眠りに入ってしまった。レイナの巨体とコーラックの入った篭は、部族総出で担がれ運ばれていった・・・
(No.65 "DEADLIER than the MALE"より)