![]() 巨大化が止まらないバキュの体・・・ |
![]() チーエルもバキュの後を追って巨大化を開始した |
明るい昼と、明るい白夜
透き通った家々、クリスタルの街
争いのない平和な国にで、ぼくらは育った。
(本文より)
バキュの髪は黒く、そして瞳も黒い。それだけで忌み嫌う人々。この国の人々は、闇の色の髪の毛を持つ闇の子がブルーオベリスクに至るとき災いをもたらすと信じていたのだった。結局それが元でちょっとしたいさかいになり、バキュは国を追放されてしまった。
バキュは王の計らいで6カ月分の食料を手に入れ、世界の淵に向かった。そこで地面は終わっていたが、その向こうにあるというブルーべりス区を目指した。そんなバキュに思わぬお荷物が・・・チーエル姫が体を小さくしてバキュの荷物に紛れてついてきてしまった。チーエル姫は国王の妃としての地位を約束された高貴の者であったが、まだ幼く、そしてどうしたわけかバキュのことを気に入って始終つきまとっていた。淵を上がるのは不可能な所まで来てしまっていたのでバキュは弱り果てていたが、当のチーエルは喜ぶ始末だった。
そしてとうとうブルーオベリスクを見つけたバキュ。そこには世界を創った闇の霊の力・・・神々が眠っていた。そして神々の意識、つまり体内に引きずり込まれたバキュとチーエル。王の力によって宮殿に引き戻されたが、バキュの体には変化が現れていた・・・
(c)佐々木淳子

