都立高校に通うナンパで有名な二人の男。小麦大地と玄米爽太郎。二人はナンパにおいてライバル心を燃やしていた。
勢いにのって、生でしてしまった自分の精子の後始末ができるチャンスを必死に神様にすがる小麦。その願いを、本当に叶えてくようと神様が目の前に現れた。小麦が神様の宿るコケシを助けたことから、その神様がチャンスをくれるというのだ。すでに小麦の体はミクロサイズにまで縮んで、彼女の秘所に立っていたのだった。チャンスを全うする方法は、彼女の秘所の奥に入り込み、自分の精子を全て消し去ることだ。しかしそこにはライバルの玄米が。しかも玄米は自分の精子を卵子に出会わせるために画策していたのだった・・・
高校生活が舞台とはいえ現実からかけ離れた設定の話がほとんどのシリーズでしたので、神様が出てきても、またミクロサイズに縮んでも、さほど違和感のない話です。ミクロサイズの男ですから、さすがに小さすぎて彼女とコミュニケーションはありません。また描写的に、彼女の身体そのものが閉経となってしまって、はっきりと大きさの差を確認できるコマもほとんどありません。それはまるで、感覚的には彼女と繋がっているが、全く別の宇宙空間が舞台となっているようです。その意味においては、インナースペースという表現は正しいと思います。