ある日由利子は「1/8計画」という看板に興味を持つ。その意味もわからず、ただ単に興味本位で人の列に並んだ由利子は、1/8計画申込者だと思われ1/8に縮小されてしまった。
1/8計画とは、増えすぎた人口に対応するため、人間が1/8になり空間を64倍に有効に使おうとする計画だった。
由利子は間違いで縮小されたのだが、必要な書類がないという理由から、不正入国の扱いを受けてしまう。そして普通サイズの人間の入った監獄に投獄されてしまう。しかし、この人間、犯罪者の癖にやたらとやさしい。そして由利子を窓から逃がしてくれたのだった。