まもるんだもん

MEGU'S 作品

あらすじ(前編)

ココナッツパイ《No.6》より

コウは料理人の道を歩むべく、今日も学校の家庭科室で料理の研究をしていた。ひとり準備をしていると、コンロの上に置いた鍋が突然揺れ始めた。コウが火の確認をしようとコンロの方に向かうと、鍋の中から女の子が現れた。

「わたし、うさこ。人参特捜官・・・」

うさこは、黄金の人参をおいかけて別の世界から、この世界にやってきたのだという。黄金の人参は人間に取り憑き、そのまま放っておくと同化してしまうというのだ。

そんな矢先、校庭で騒動が。コウのガールフレンドの海奈が、黄金の人参に取り憑かれ巨大化してしまったのだった・・・

あらすじ(中編)

コウは海奈の額から黄金の人参を取り除くため、巨人となった海奈に校舎から飛びついた。しかし、額には遙か及ばず、海奈のブルマーにしがみつくのがやっとだった。コウが掴まったために、海奈のブルマーがずるずると。海奈はコウがHなことを考えていると勘違いした。

いつも見慣れている光景。ただ、今日は海奈が巨人になっていることと、そこにバニーガールの子が加わっていることところが、ちょっと違う。どういう訳かうさこは、コウが気に入ってしまったらしい。いつしか海奈とうさことの争いは、コウを巡りる奪い合いになり、学校は二人の戦いのために破壊されていくのだった・・・

ココナッツパイ《No.7》より

解説

この作品は掲載雑誌が途中で廃刊になってしまった関係で未完で終わっています。この続編の確認はできておりません。また、単行本への収録も確認されていません。

中編はクライマックスへの導入部にあたるもので、新しいキャラクターが別世界からやってきたところで終わります。ギャグっぽい展開の裏で、なにやら起きるようなのですが、それがなんなのかは作者以外には判らないことになってしまいました。海奈がなぜ巨大になったのかも、説明が完全ではありませんし、その他にも意味深な台詞があり、続きが気になったまま今に至っています。

もしも単行本に収録されているようでしたら、教えていただければと思います。

記事公開日:2000.02.06
記事更新日:2004.09.17

ココナッツパイ《No.6》

発行 司書房
発行日 昭和62年10月5日
雑誌コード 雑誌18326-12
価格 800円
サイズ A5・平綴

ココナッツパイ《No.7》

発行 司書房
発行日 昭和62年12月5日
雑誌コード 雑誌18326-10
価格 800円
サイズ A5・平綴

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