1/8 かのじょ

三色網戸

あらすじ

明日葉と瑞樹は同じ高校に通う幼なじみ。実は明日葉は、瑞樹のことが気になってしょうがないのに、その気持ちを上手く伝えられない。その上瑞樹は、フィギュア大好きのオタク少年。そして意外にも、明日葉の他にも瑞樹が気になってしょうがない女の子がいたのだった。

ある日明日葉が目を覚さますと、そこはベッドの上ではなかった。あたりは大きな人形ばかり。そう、明日葉は突如人形サイズの大きさに。しかも幼なじみの男の子の部屋にある、フィギュアコレクションの棚に裸でいたの。

一方、瑞穂は自分の記憶に無い、幼なじみの明日葉に似たフィギュアが増えていることに気がついたが、根っからの能天気ぶりを発揮。おかしな状況よりも、明日葉そっくりのフィギュアの造りが気になってがない。胸を揉んでみたり、股間をなで回してみたり、あげくには股間を舐め始めたのだった。

明日葉は状況が良く分からないまま、瑞樹に見つかってしまったので、人形のふりをしていた。しかし胸を揉まれたあげくに、股間を撫で回され、気持ちよくなってしまったのだ。その上、股間を舐められてしまい、思わず声を上げてしまったのだ。

結局、瑞樹に気がつかれてしまった明日葉。こうして、明日葉と瑞樹の不思議な共同生活がはじまったのだった。

解説

一口に言ってしまえば、少年誌にありがちなエッチなハプニングが次から次へと起きるラブコメです。が、これが良くある軽いエッチとはほど遠く、かな〜り濃厚なエロさを感じるのは私だけではないはずです。

幼なじみの男の子、瑞樹とは、全裸の明日葉を手にするところから始まりますが、その直後から、もうエロエロ状態。瑞樹に太腿を広げて股間を舐められる明日葉。大きさの違いから、なすがままされるがままです。正にお人形状態です。

明日葉は瑞樹のことが好きで、小さくなってしまう以前から、瑞樹に色んな事をされてしまうエロエロな妄想にふける事もしばし。気の強いふりをしていますが、その実ちょっとMっ気のある女の子です。そんな明日葉ですから、明日葉から見て巨人となってしまった瑞樹にいいようにされるのは、実は願ったり叶ったりな状況だと言えないこともないのです。

この奇妙な瑞樹との生活で起きるハプニングは、はたして少年向けなのかと驚くようなことが次々に起きます。お風呂に一緒に入っただけでなく、ちょっとしたことから瑞樹の大事なところに明日葉がしがみついたり。

瑞樹の大事なところにしがみつく描写は、よくぞ少年誌で許したと思うような描写です。瑞樹の大事なとここそ書かれていませんが、そこから吹き出した白いものは、しっかりと明日葉に降り注いでいます。その白いものが何であるか、読者は知っていると考えての描写なのでしょうか。

エロエロなところにばかり目を向けて、この物語を紹介するとキリがありませんので、ここいらで切り上げておきます。

体格差があっても、いくらでもエロい話を作る事は可能ですが、この場合は体格差があることで、歯止めがかかったように思います。それでも十分にエロいですが…

いや、むしろ余計にエロいかも?

記事公開日:2012.08.07
記事更新日:2012.08.07

1/8かのじょ

著者 三色網戸
出版社 アスキー・メディアワークス
ISBN ISBN-10:4048860593
ISBN-13:978-4048860598
発売日 2011/11/15
内容 120ページ
入手情報 Amazonで商品チェック

[ 前の作品 ] [ 作品リストに戻る ] [ 次の作品 ]

ライブラリで紹介した作品の検索ができます。ご利用ください。

検索キーワード