諸葛亮孔明
物語の主人公。三国志はあまりにも有名なので解説の必要はないと思います。三国志に登場する以前の孔明について独自の孔明を描いてあります。
ここに登場する孔明は、探求心が強く頭脳明晰であるばかりでなく優しさに溢れた好青年という他の作品に見られる部分を持ち合わせながら、虚栄心もあり自己保身も強く幼さが残ったところのある人間的な部分が強く出た独特なキャラクターに仕立てられてます。
碧姜
準主役で、孔明の最愛の妻という役柄。その能力は水を司るだけでなく、巨大化できることだ。
どうも設定としては鬼娘たちの母である西王母や父である大上老君が巨人として登場するので、おそらくは巨人の状態が普通で、小さくなって孔明に会いに来ているのではないかと思われます。天界の神々が巨大な体躯を持つのは、よくある話なので、この作品でもそういった設定を取り入れたのでしょう。
炎娘子
鬼娘の中で一番若い?のが炎娘子。鬼娘は天界の住人なので不老不死ということになっているので、おそらくは千歳を軽く通り越しているであろう。
この炎娘子は、作者が気に入っている節がある。というのは、ストーリー展開上あまし重要ではない存在であるにもかかわらず、ちょくちょく出番がある。巨大化シーンも一番力が入っているし、イラストでも一人で登場する。
土癸
土を司る象徴だろうか。黒っぽい体色をしている。特に巨大化しなくとも3m近い身長で登場する。その体色の為に、巨大化したときには素晴らしい迫力がある。
飛恋女
風を司る飛恋女は、西王母に鬼籍から抜かれてしまっている。そのためだろうか、唯一巨大化しない鬼娘として登場する。
非常に小さな体躯で登場する飛恋女。もちろん彼女に命令するには、彼女と寝る必要があるのだ。孔明は、最初どうやっていいいやら悩むが、風には大きさが無いということに気がついて遠慮なくする。
西王母
常に巨大である。孔明はもちろん西王母と肉体的な関係にはならない。そのため、お願いすることはできても、命令はできない。
大上老君
見てくれは良くないが全知全能の神。この作品中では、ギリシャ神話のゼウスと同じようなキャラクターとして登場。