Information
日記
G-ZONEのメインコンテンツとは関係のない日々を綴ったX-Virusの日記です。メインコンテンツが更新されていない時、X-Virus が何をしているか、ここを読んでもらえれば分かるように・・・というより、自分が何をしようと目論んでいるかといった備忘録として使う予定です。
文字化けした半角カタカナの「ハ」 2007-10-31
英文のテキストで半角カタカナのハが鬱陶しく表示されることがある。英文で入力する時にNBSP(スペース)コードを入力していることが原因らしい。
英文専用のライターで文章を書くと、文字の位置を整えるためにTABコード(Ascii=9)やNBSPコード(Ascii=202)が挿入されることがある。このNBSPが文字化けして半角カタカナのハと表示されるのが原因。NBSPは空白文字とは性質が異なることを明示的に表したスペースらしい。
HTMLで言う所の だ。
NBPSとはnon-breaking spaceの略でノーブレークスペースと呼ばれるものだ。スペースとノーブレークスペースの違いは折り返しの処理にある。複数のスペースは折り返し地点、例えばボックス要素の右端に到達しても原則的に折り返すことはしない。それに対してノーブレークスペースの場合には、ボックス要素の右端に到達したときには素直に折り返す。なんだか馴染みにくいのは当たり前。日本語にスペースという考え方は無いからだ。
日本では良くワープロで見た目のレイアウトをスペースで調整するが、海外ではスペースで調整することはほとんど無い。スペースが便宜上「空白の漢字」として登録されている日本とは決定的な差が、このスペースとノーブレークスペースにある。英文のレターやドキュメントを貰って登録する可能性があるアプリケーションでは、スペースとノーブレークスペースの扱いには要注意ということになる。