Information

日記

G-ZONEのメインコンテンツとは関係のない日々を綴ったX-Virusの日記です。メインコンテンツが更新されていない時、X-Virus が何をしているか、ここを読んでもらえれば分かるように・・・というより、自分が何をしようと目論んでいるかといった備忘録として使う予定です。

< 2007 / 3 >




1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最近の日記

-- 2007-03-20

なんとか、MacOS IE でも似たような表示になるようになった。色々とあきらめなければならない動作もあったけれど、まあ満足。今回の実験で、試したブラウザの中で一番 w3c の css に近い形でレンダリングできたのはFireFoxとい結果になった。Safari もいい線いくけど、フォントの大きさがおかしい。MacOS だけ使っていると、フォントの大きさの違いには気がつきにくいが、各プラットフォームの画面解像度と関係している。というか、Safari だけが、72ppi での表示にこだわっている感じだ。

例えば、12ポイントの文字を表示すると、それは12ピクセルの高さになる。けれど MacOS で12ポイントの指定をしたとき、Windows で同じデザインのページを見ると文字が小さく見える。逆に Windows で12ポイントの指定をしたとき、MacOS で同じデザインのページを見ると文字が大きく見える。これは次のように計算できる。

MacOS の12ポイントデザインを Windows で見た時:
 12pt×72ppi÷96ppi=9pt

Windows の12ポイントデザインを MacOS で見た時:
 12pt×96ppi÷72ppi=16pt

実際比べてみると、随分と違った印象だ。

これは MacOS、Macintosh が誕生した1984年頃(開発プロジェクト開始は1979年と言われている)での技術力と関係している。ブラウン管の解像度を高くすればコストが嵩む。プリンタとの絡みもあるが、当時の技術力でコストを考えての決断といえよう。Windows が登場したのは、このずっと後のことだから、96ppiでも安い供給が可能だった。

この誤差は、これまでのG-ZONEのデザインでは無視してきた。無視しても気にならないようにデザインしたということだ。ちゃんとデザインする時には、この画面解像度の差は気になる。css ではポイント指定でなく、文字の大きさをピクセルで指定する事も可能なので、css でのデザインだと解像度の問題もクリアできるのは魅力だ。